低周波音でご近所トラブルに発展!?どんなものに気をつけるべき?

低周波音の正体

低周波音は人間の耳で聞こえる音としては非常に低く、定義の中には耳に聞こえない低さの音も入っています。

 

一般的に低周波音が騒音問題としてトラブルに発展する場合、可聴域といって耳に聞こえる範囲の低い音だけではなく、耳に聞こえないけれども発生している低い音が原因と言われます。

 

この理由として、耳に聞こえない音だとしても、空気の振動が起こっているために窓ガラスが揺れてガタガタと響くことがあるからです。
他にも空気の振動によって頭にズシリと響くこともあります。

 

このような現象が起こると、例え耳に聞こえない低音だとしても騒音問題として捉えられることがあるのです。

 

 

 

低周波音が発生する原因

 

低周波音は周波数の低い音、という認識で間違いはありませんが、発生源は様々な物が考えられます。
もちろん低音を大きく増幅させるスピーカー、冷暖房の室外機、洗濯機、測量機器、多岐に渡ります。

 

環境省が示している原因としては以下の物も含まれます。

  • 大型振動ふるい、道路橋、ダムの流れ
  • 空気を圧縮する機械、真空ポンプ
  • 送風機
  • 発破、列車のトンネル通過

 

レンタル用の測定器などで計測することによって低周波音が原因かを突き止めることも可能です。

 

低周波音による苦情

音を感じないのに戸や窓が揺れる。置物が移動するなどの訴えが多く見られます。
その他にも心理的や生理的な苦痛として、不眠、イライラ、頭痛、腹部や胸部を圧迫される感じなどがあります。

 

これらの訴えが低周波音によるものなのか、それとも別の問題なのかを判別することが重要と言われます。

 

このように耳に聞こえない周波数の音であっても、生活に支障をきたすほどの症状を呈することがあります。
多くの場合、低周波音による騒音問題の場合には、先般示した戸や窓が揺れるなどの物理的な影響が併発していることが多い為に、
状況の判断の目安にする必要があります。

 

また、個人対個人による苦情ではなく、工事現場やトンネル構造などのインフラ関連に及ぶ場合には、役所へ相談することにより調査をする場合もあります。

 

苦情が発生する低周波音は3-50Hzに集中していることが多く、この周波数による推測も有効であると言われています。

 

 

低周波音による騒音を軽減するために

低周波音は古くなったコンプレッサーや、故障したモーターなどからの異音として発生することがあります。
近隣住民とのトラブルを避ける為にも、自分の耳に聞こえないからといって放置をするのではなく、測定器でしっかりと計測をし、しっかりとマシンメンテナンスをして低周波音に悩む人を減らすことが重要と言えるでしょう。